2025/07/02
【夫婦ふたりの暮らしにちょうどいい家】減築リノベという選択
こんにちは。RIKYUの広報、原田です。
今回のブログでは、最近注目を集めている「減築(げんちく)」リノベーションについてご紹介します。
お子さまが独立して、夫婦ふたりの暮らしにシフトした方。
「今の家、大きすぎるかも」「掃除が大変…」「空き部屋ばかりになってるなあ」と感じていませんか?
そんな方にこそご提案したいのが、「減築」という選択肢です。
今回は、そのメリットや実例を交えて、夫婦ふたりの暮らしをより快適にする住まいの再設計をご紹介します。
**減築(げんちく)**とは、その名の通り「家を小さくすること」。
使っていない2階部分や増築部分を撤去し、家のサイズや部屋数を適正にするリノベーションの一種です。
「広ければ広いほどいい」という時代から、「ちょうどよくて、手が届くサイズ」の家に暮らすという選択へ。
近年では、特に50〜60代のご夫婦に人気が高まっています。
掃除・片付けがしやすくなる
エアコン効率も良くなり、光熱費もダウン
移動距離が減り、足腰への負担が軽減
日々の“ちょっとした面倒”が減ることで、生活に余裕が生まれます。
家が大きければ、修繕や塗り替え、雨漏りのチェックなども比例してコストがかさみます。
減築すれば、将来的なメンテナンス負担を軽減できます。
不要になった2階部分をなくした分、屋根を一新して太陽光パネルを設置したり、
減らした床面積分を庭やウッドデッキにして「外を楽しむ暮らし」にシフトすることも可能です。
2階への階段の上り下りがきつく感じる、という声は多いです。
減築してワンフロアで完結する動線にすれば、将来の安心にもつながります。
築28年の木造住宅にお住まいのM様ご夫婦。
お子さんが独立し、2階の4部屋がほとんど使われなくなったことをきっかけに、減築リノベを決断されました。
リノベのポイント:
2階を完全に撤去し、平屋のような構造に
1階部分の間取りを再設計し、LDK+寝室+水回りをシンプル配置
掃き出し窓から続くウッドデッキを新設。朝食や読書を楽しむ憩いの空間に
太陽光パネル+蓄電池でエネルギー効率もアップ
家全体の断熱性を向上し、冬の寒さも軽減
施工後、M様からは
「本当に“ふたりにちょうどいい家”になった。狭くしたつもりが、逆に開放感を感じる」
という嬉しいお声をいただきました。
「減築すると、資産価値が落ちるのでは?」という不安の声もありますが、必ずしもそうではありません。
むしろ、“暮らしに合った住まい”“メンテのしやすい家”として再評価されることもあります。
耐震性能や断熱性能を向上させた減築リノベは、資産価値が安定しやすく、将来の売却時にもプラスに働くケースもあります。
以下に当てはまる方は、ぜひ一度ご検討ください👇
子育てが終わり、今の家が広すぎると感じている
階段の上り下りが負担になってきた
使っていない部屋がほとんど
光熱費・掃除・維持費に負担を感じている
自分たちに「ちょうどいいサイズ」の住まいを求めている
「狭くなるなんて、もったいない」と感じる方もいらっしゃいます。
でも、減築は「縮小」ではなく「最適化」。
今の自分たちにぴったりな空間で、より豊かな時間をつくるための選択です。
部屋数よりも、質の高い空間と、心地よい動線。
「これからの暮らし」に焦点を当てて、家の形を見直してみませんか?
暮らしのステージが変われば、家の役割も変わります。
「家を小さくする」ことは、「暮らしを縮める」のではなく、「人生を整える」ことでもあります。
家のどこにいても心地よい。掃除がラク。光熱費も安心。
そんな“ふたりにちょうどいい”住まいは、未来への投資です。
RIKYUでは、減築を含めたリノベーションのご相談を随時承っております。
ご夫婦のこれからの暮らしに、本当に必要な広さ・機能・デザインをご提案します。
お気軽に、私たちにご相談くださいね!