2025/02/09
西尾市・蒲郡市の窓リフォーム!得られる効果や費用相場を解説
窓のリフォームを行えば、住宅の断熱性能を高められ、夏や冬も快適に過ごしやすくなるでしょう。今回は西尾市・蒲郡市で窓リフォームをすることで期待できるメリットや、費用相場、注意したい点などについて解説します。是非参考にしてみてください。
窓は室外と室内の境目にあたり、熱の移動が大きい部位です。家全体の熱損失の50%以上が窓から逃げていると言われています。そのため、窓の断熱性能を高める断熱リフォームを行うことで、暑い夏や寒い冬も外気の影響を受けにくく、室内の温度を一定に保ちやすくなるのです。
窓断熱のリフォーム方法にはいくつか種類があります。ひとつずつ紹介していきましょう。
内窓を取り付ける
こちらは既にある窓の室内側に、内窓を取り付けて二重窓にする方法です。この方法を取り入れるだけで、窓の断熱性や防音性を高められます。内窓を取り付けると、外窓と内窓の間に空気の層ができ、熱の出入りが少なくなるため、室内の温度を一定に保ちやすくなるのです。また、結露を軽減できることで、カビやダニの発生を減らすメリットもあります。
窓を交換する
窓そのものを交換する方法もあります。古い窓は、1枚のガラスに熱が伝わりやすいアルミサッシを使用しており、熱損失が大きいデメリットがあります。これを複層ガラスや樹脂サッシに交換することで、熱の移動を大幅に減らせるため、断熱効果を高められるのです。
ガラスを交換する
現在ある窓枠をそのまま利用し、ガラスのみを交換するリフォームもあります。ガラスは同じように見えても、製品によって断熱効果は大きく異なります。従来の単板ガラスに比べ、2枚のガラスを組み合わせて空気の層をつくった複層ガラスは、すぐれた断熱性が魅力。既存の窓枠に合わせたアタッチメント付きの複層ガラスや、日射遮蔽型ガラスなど、機能的な商品も豊富です。予算や好みに合わせて、住宅に合ったガラスを選んでみましょう。
シャッターや雨戸を取り付ける
窓にシャッターや雨戸を取り付けるリフォーム方法もあります。シャッターを閉め、日差しを調節することで、冷暖房効果を上げられるのです。夏は日差しの強い日中や、西日が眩しい夕方にシャッターを閉めることで太陽の熱をカットできます。冬の寒い時期は、シャッターや雨戸を閉めておくと、窓から逃げる熱を減らせ断熱性を高められます。シャッターを閉めたまま採光ができるタイプもあるため、是非検討してみましょう。
日よけ・庇(ひさし)をつける
窓に日よけや庇(ひさし)、ルーバーを設けると、日差しをやわらげることができ、日射熱をカットできます。それにより、日光による床や家具の劣化を防ぎ、室内の温度上昇を抑えてくれるでしょう。
ここでは、実際に窓をリフォームする場合の費用相場を紹介しましょう。なお、導入する窓やガラス、施工会社によって費用は大きく異なる場合があります。以下は窓一カ所のリフォーム費用相場です。一例として参考にしてみてください。
窓の断熱性を高めれば、室内の温度を一定に保ちやすく、部屋ごとの温度差が少なくなります。そのためエアコンの効率が良くなり、光熱費の削減にもなるのです。また、寒い冬は部屋ごとの温度差が気にならないため、ヒートショックを防ぐことにつながります。さらに、二重窓や断熱性の高い厚みを持った窓ガラスを導入すれば、防犯面でも効果を期待でき、防音効果もアップ。窓リフォームは、騒音対策としてもおすすめです。
窓の断熱リフォームを行えば、住宅の断熱効果を高める効果が期待できます。しかし住宅全体の断熱性を高めるためには、窓を断熱リフォームするだけでは充分とは言えません。熱は高い部分から低い部分へ移る性質を持っており、室内で一部の空間が暖まった場合、熱は冷えている低い部分へ移ります。そのため、窓を断熱リフォームしたとしても、壁や屋根、床の断熱性が低ければ、そこから熱は逃げてしまうのです。住宅の断熱性を高め、室温を一定に保つためには、窓の断熱リフォームはもちろん、壁内や床、屋根の断熱、気密、換気を一度に考える必要があるでしょう。
リキューでは既存住宅の断熱工事を手がけています。床や壁、天井を壊さず、断熱パネルを使用した断熱リフォームも実施しています。
断熱性の高い窓やサッシを選ぶ際は、窓の性能表示に書かれた熱貫流率(U値)や等級記号をチェックしてみましょう。熱貫流率(U値)が低ければ断熱性が高く、結露しにくくなります。
また、等級記号は、その窓の熱貫流率(U値)に応じて星の数を与えられ、★の数が多いほど断熱性が高い窓と言えるものです。等級記号は★4つがもっともすぐれた断熱性能を持っています。断熱窓を選ぶ際には是非参考にしてみてください。
住宅の断熱性能は、住宅から失われる熱量を屋根や外壁、窓、ドアなどの住宅の外皮面積で割った、外皮平均熱貫流率(UA値)で表されます。このUA値が低いほど断熱性が高く快適に暮らせる住宅と言えるでしょう。また、地域ごとに推奨されているUA値は異なります。国は省エネ基準として、気候に応じた地域区分を設け、各区分に適したUA値を定めています。これによると愛知県西尾市・蒲郡市は地域区分6にあたり、国の省エネ基準、ZEH基準、民間基準HEAT20の各グレードで必要となるUA値は以下のとおりです。
※1省エネ・断熱・創エネを組み合わせたZEH住宅による基準
※2高い断熱性能を持つ住宅を追求するための民間基準
参考元:一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会|住宅シナリオと外皮性能水準
リキューでは窓リフォームに加え、天井や壁などを壊さずに住宅をまるごと断熱リフォームできる「内断熱方式」も取り入れています。昨今厳しさを増す夏の暑さや、ヒートショックが気になる寒い冬も、リキューの断熱リフォームで快適な暮らしをしませんか?
リノベーションやリフォームの勉強会や相談会も定期的に開催しており、リフォームの正しい情報を提供しております。西尾市や蒲郡市で窓リフォームや断熱リフォームをお考えの方は、是非リキューにお問い合わせください。
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著者:株式会社リキュー代表取締役 稲吉 伸英
保有資格:二級建築士 二級施工管理士 増改築相談員 耐震診断員 愛犬家住宅アドバイザー
これまでに培ってきた工務店の強みを活かし、地域に根ざした会社として、お客様に寄り添ったサービスを提供していきたいと考えております。
記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。