2025/07/10
【光熱費・健康・快適性が変わる】断熱リノベーションのススメ
こんにちは。RIKYUの広報、原田です。
今回は、セカンドライフに向けて「断熱リノベーション」という選択を考えている方に向けた内容です。
「冬の廊下が寒くてつらい…」
「夏は2階がサウナ状態」
「冷暖房代が年々増えている」
そんなお悩みを抱える築20年以上のお住まいにおいて、“断熱の見直し”は実はとても大事なポイントです。
リフォームの優先度として後回しにされがちですが、暮らしの質・健康・家計に大きく影響するのが「断熱性能」。
この記事では、断熱リノベの基本から効果、実例、補助金活用までまるっとお伝えします。
断熱リノベーションとは、家全体または一部に断熱性能を高める工事を行うこと。
具体的には:
壁・天井・床への断熱材の追加
サッシ(窓)や玄関ドアの交換
内窓の設置
床暖房や蓄熱式ヒーターの導入 など
一見地味な工事ですが、住まいの中身が根本から生まれ変わるといっても過言ではありません。
築20年〜30年ほどの住宅に多く見られるのが、**「冬の寒さ」「夏の暑さ」「部屋ごとの温度差」**に悩まされているケースです。
特に気をつけたいのは──
👉 ヒートショック(温度差による血圧変動)
冬場の廊下や浴室・脱衣室との温度差が、心疾患や脳梗塞のリスクにつながることが医学的にも知られています。
さらに:
結露やカビの発生 → 健康リスク
エアコン効率の低下 → 電気代が高くなる
暮らしの快適さが低下 → ストレスが増える
こうした住環境の問題を、見た目だけのリフォームでは解決できません。
室温が安定することで、ヒートショックや冷えによる血圧の上下が緩やかに。
特に高齢者や持病のある方にとっては、安心・安全に直結する大切な要素です。
断熱性が上がると、エアコンや暖房の使用量が減り、電気・ガス代も大きく節約できます。
月に1万円削減できれば、年間で12万円の差になることも。
冷暖房の効きが良くなり、夏は涼しく、冬はあたたかい。
脱衣室もトイレも寒くない──そんな“家全体が居心地よい空間”になります。
築24年のY様邸では、冬の寒さと夏の2階の暑さが長年の悩みでした。
特に寝室や脱衣室が寒く、光熱費も月4万円近くに。
今回のリノベで行った内容:
外壁側の断熱材を全体に追加(吹付ウレタン)
全窓をLow-E複層ガラスの樹脂サッシに交換
北側のトイレと浴室には床暖房を設置
各室に温度センサー付きエアコンを導入
リノベ後は:
室温が20℃前後で安定し、朝の寒さが激減
電気代が30%削減
部屋ごとの移動が苦にならない
「孫たちも泊まりに来やすくなった」と笑顔でお話くださいました
断熱リノベーションは、多くの自治体や国の制度で補助金が出る対象になっています。
たとえば:
子育てエコホーム支援事業(リフォーム枠)
長期優良住宅化リフォーム推進事業
愛知県や各市町村独自の補助制度(蒲郡市・西尾市など)
工事内容に応じて、最大100万円以上の補助金が出ることもあります。
補助金対象となるには、事前申請や断熱基準の適合が必要なので、信頼できる業者への相談が重要です。
断熱と一緒に検討したいのが、気密性・換気性能・耐震補強などの“性能向上リノベ”。
RIKYUでは、C値0.4以下を目標にした気密施工や、澄家VS80による計画換気も標準対応しています。
「暖かいけど空気がこもる」なんてこともなく、空気も動線も快適な住まいをご提案できます。
リビングだけでなく、脱衣室・トイレ・廊下まで「どこにいても寒くない家」は、
セカンドライフにおける豊かさと安心を大きく左右します。
見た目だけのリフォームでは手に入らない、
“暮らしの質”を根本から高めるのが断熱リノベの魅力。
これからの50代・60代の暮らしに、
「快適・健康・経済性」を兼ね備えた住まいづくりを一緒に考えてみませんか?
RIKYUでは、診断・設計・施工・補助金申請までワンストップでサポートしています。
まずは、お気軽にご相談ください!