2025/06/20
【50代からの暮らし見直し】今こそ考えたい「セカンドライフリノベーション」
こんにちは。RIKYUの広報、原田です。
今日から定期的に、リノベーションや暮らしに関する情報をこのブログで発信していきます。
「今の家をもっと心地よくしたい」「将来に向けて備えたい」そんなお悩みをお持ちの方に役立つ情報を、建築のプロ目線でお届けしていきますので、どうぞお楽しみに。
さて、記念すべき第1回のテーマは「セカンドライフリノベーション」についてです。
現在50代前後の方々、いわゆる「子育て卒業世代」にとって、今は人生の大きな転機を迎える時期です。子育てが終わり、仕事もベテランの域に入りつつある中、「これからの暮らしをどうするか」を真剣に考える方が増えています。
その中で注目されているのが「セカンドライフリノベーション」。これまでの“家族中心”の家から、“自分たち夫婦が心地よく過ごす”ことを軸とした住まいへの転換が求められています。
セカンドライフリノベとは、老後の生活を見据えて、今の家を快適かつ安全に改修すること。単なる修繕や間取り変更にとどまらず、
といった観点を取り入れるのが大きな特徴です。
① 家の老朽化が気になってきた
築20年以上の住宅が多いこの世代。水回りの傷みや断熱性能の低下、設備の不具合が顕在化してくる時期です。
② ライフスタイルが変化した
子どもが独立し、部屋数や収納の使い方を見直す必要が出てきます。今の家が広すぎたり、動線が悪く感じる方も多いです。
③ 将来の暮らしに備えたい
自分たちの老後や、親の介護も視野に入れた住まいのあり方を考えるようになります。バリアフリー化やヒートショック対策など、命を守る備えも重要になります。
安城市に住むI様邸は、築25年の木造住宅。2人の子どもが独立したタイミングで「この家をあと30年、快適に住み続けたい」という想いから、リノベーションを決意。
「暮らしの質がまるで変わった。これからの人生が楽しみ」と語ってくれました。
国や自治体では、断熱リフォームやバリアフリー改修に対して補助金を用意しています。特に50代〜60代は補助対象になることが多く、
などを活用すれば、費用負担を軽減できます。
「子育て卒業世代」にとって、今こそが“第二の人生”のスタート地点。子ども中心から自分たち夫婦中心の暮らしへとシフトするタイミングです。
家はただ住む場所ではなく、これからの人生を豊かに過ごすための舞台。
「今の家に、これからも住み続けたい」 「もっと快適に、もっと安全に暮らしたい」
そんな想いを叶えるセカンドライフリノベーション。将来の不安を安心に変え、心地よさと豊かさを手に入れる第一歩として、今から動き出しませんか?